肩こりや腰痛は、日常生活の中で「不良姿勢」を続けてきた結果、起こるケースが多いといわれています。
こうした不良姿勢は、肩や腰に過度な負担をかけ、痛みを引き起こします。
現代病でもある肩こりや腰痛を軽減するには、痛みの引き金となっている不良姿勢を見直すことから始まります。
この不良姿勢には、大きく分けて「ペンギン型」と「ゴリラ型」があるのは知っていますか?
ペンギン型
骨盤が前傾になっている姿勢のこと。胸を張って、腰を反っているように見えるのが特徴です。
ハイヒールをよく履く、腹筋が弱い女性に多く見受けられます。
腰痛になりやすいのは、この「ペンギン型」です。
ゴリラ型
骨盤が後傾になっている姿勢のこと。肩が内側に入り、首が前に出ているのが特徴です。
デスクワークやスマホ操作で前屈みになる人に多く見受けられます。
ひどい肩こりがある人は「ゴリラ型」に多く見受けられます。
まずは自分の姿勢をチェックしてみよう!
あなたは正しい姿勢が取れていますか?鏡を見てチェックしましょう。
横から見ると、くるぶし~ひざ~骨盤~肩~耳の穴が一直線になっていて、
左右の傾きがないのがいい姿勢です。
意識して取り入れたい!姿勢改善にも繋がる複式呼吸!
「ペンギン型」や「ゴリラ型」のような不良姿勢の原因の一つに、正しい呼吸ができていない可能性があります。
そこでとり入れたいのが「腹式呼吸」です。
横隔膜をしっかり動かす腹式呼吸を、意識的にとり入れると筋肉の可動域が広がり、それに伴って運動効率もアップします。
「ペンギン型」の人も「ゴリラ型」の人も、まずは腹式呼吸で体をゆるめ、ニュートラルな状態にしてから、姿勢を改善するエクササイズを始めていきましょう!